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「第42回カーター記念黒部名水マラソンに初めて参加してきた」

  • 執筆者の写真: 孫平 books&flowers
    孫平 books&flowers
  • 5月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月14日

アディゼロ Evo SL
アディゼロ Evo SL

いつもお世話になっております。孫平です。



今年最初の陸上大会として、5月25日黒部名水マラソンのフルマラソンに参加してきました。



当日は朝から雨で肌寒くアップもろくにできませんでしたが、私程度のレベルなら、スタート後2〜3kmアップがてらジョギングすればちょうどいいので、ラジオ体操だけしました。



ゲストも個人的には良くて、高橋尚子さんは昨年の新潟シティマラソン以来。三津家さんはよくYouTubeを観てるので、スタート前にしっかり「う〜ん、やってみよう!」を実践。周りにあんまりやってる人がいなくて、ちょっと恥ずかしかった。そして何よりも、母校の先輩である柏原さんがいるのがとても嬉しかった。



スタート前になると心配していた雨は止み、気温も涼しく、絶好のフルマラソン日和になっていました。



今回フルマラソンのシューズに選んだのは、アディゼロ Evo SL。直前までアディゼロSL2と悩んでいましたが、後半にクッション性がないとキツいかなと思い、Evo SLにしました。



今回の目標は最高でサブ4、最低でもサブ4.5ということで、スタートして5kmはアップがてらキロ5分30秒〜6分。ちょうど5kmぐらいのところで、三津家さんに爽やかに抜かれていく。背も高いしイケメンだったなー。「みつやさ〜ん」「いや、みつかな!」のやり取りをしてみたかったが、恥ずかしくてできなかった。



25kmぐらいまではずっと緩い上りだったが、なんとかキロ5分20秒〜30秒で折り返し、下りに突入。そこから呼吸できないくらいの強烈な向かい風と雨で、ちょっと心が折れる。

それにしてもこんな暴風雨の中、コースの誘導やエイドを担当してくれているボランティアの方々、沿道で声援を送って下さる地元黒部の方々を目の当たりにすると、本当に感謝しかありませんでした。この人たちの支えがあるからこそ、私たちは好き勝手に走らせてもらえているんだな。



30kmを過ぎると雨は止み、ここから5kmぐらいランナーズハイみたいになりペースが上がった。今思えばここでペースを抑えられなかったのが、その後に響いた。



35km付近で念願の柏原さんとハイタッチしめちゃくちゃアドレナリンが出たが、約50m先のエイドで塩ソフトを食べて、アドレナリンの放出は終了。そこからペースを戻すことができずゾンビ化。



海沿いに出て残り4km付近のトイレで大と小をし3分経過。めちゃくちゃ体が軽くなり、あとは気合いと根性でゴールに向かう。残り2km付近でrunnerのバンド演奏を聴いて、ああこの曲はこういうときのためにあるんだなと勇気をもらう。



途中、俺はなんのためにこんなキツいことやっているんだろう、歩きたい、あったかいお風呂に浸かりたい、ビール飲みたい、家でダラダラU-NEXTを観たい、という無数の煩悩に頭の中を支配されながらも、体は一歩一歩ゴールに近付いていく。



ゴール前の最後の直線、カッコつけてゾンビからサニブラウンになったつもりで全力ダッシュで駆け込む。おそらく周りにはジョギングペースのオヤジにしか見えなかっただろうが、そんなことはどうでもいい。フルマラソンは自分との闘いなのだから。



結果は、ネットタイム4時間16分09秒で、なんとか最低限の目標は達成しました。やっぱりサブ4の壁はまだまだ高そうです。



一緒に参加していた3時間54分だった先輩と、小さい鱒寿司と豚汁を食べ、バスに乗って駐車場へ。帰りに入善町のバーデン明日で温泉に入って帰宅しました。



次回は11月の富山マラソンに参加する予定です。4時間10分以内を目標に頑張ります。


大会関係者ならびにボランティアの皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。



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