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「寝不足のままカニ漁船クルージングに参加したら酔って死んだ」

更新日:2023年9月7日


 お世話になります。孫平です。



 先日の6月24日(土)に、ベニズワイガニで有名な道の駅マリンドリーム能生のイベントに子どもと行ってきました。



 仕事の都合で前日から一睡もせずに行ったわけですが、なかなか興味をそそるものが。



 「カニ漁船クルージングだと⁉︎」



 どうやらカニ漁船に1人500円で乗れて、30分程能生の沖合いをクルージングするらしい。



 子どもの意見も聞かずに、速攻で受付に向かい予約しました。



 小学生未満は乗れないとのことで、次男は妻と過ごしてもらい、長男と長男の友達と私の後輩で乗り込みました。




 漁船は遠くからだとそんなに大きく見えなかったのですが、いざ乗り込んでみるとなかなか大きい。



 動き出した瞬間から、子どもたちはワクワクドキドキ。



 一方私は、三半規管の機能低下により、徐々に酔いがまわりはじめてきました。





 港から沖に出て、少しずつスピードアップ。



 海面を見ていると平衡感覚が麻痺して本当に吐きそうだったので、とにかく遠くの景色を見ることを心がけていました。





 途中で漁師さんがえびせんをばら撒き始めると、カモメの大群が一気に押し寄せて、船と並走していました。



 子どもたちも至近距離で見るカモメに大興奮で、楽しそうにえびせんをあげていました。



 一方私は、ついに立っていることさえままならなくなり、座りながらただただ時間が過ぎ去るのを待っていました。




 約30分間のクルージングが無事に終了し、帰港したあとは再びマリンドリームで過ごしましたが、気持ち悪くてこの日はそれ以降ずっと死んでいました。



 それでも、(酔ったのも含めて)なかなか貴重な体験ができたのではないかと思いますし、子どもたちが楽しんでいたのがなによりです。








 ということで今回は海にまつわる話です。




 エクスター大学が25,963人の男女を対象に行った、居住地域と経済状況・メンタルヘルスに関する研究(R)によると、



・海から1km圏内に住んでいる人たちは、たとえ貧しくてもメンタルヘルスが健全



であることが分かったそうです。




 その理由として研究チームはこのように述べています。


 

「海などの水辺には、緑地帯がもたらすメリットと同様に、様々なメカニズムが関わっていると考えられる。ストレスの低減、大気の質の改善、免疫システムの正常化、友人との会話の増加、身体活動の増加などが、健全なメンタルヘルスの維持に繋がっていると思われる。」

 



 私も決して裕福であるとは言えない経済状況ですが、それでもそんなに不幸を感じていないのは、海のすぐ近くに住んでいるからなのかもしれません。(冬の日本海はある意味病みますが…)








 その他にも、バージニア大学が921人の学生を対象に行った研究(R)では、



・外向的な人ほど海が好きで、内向的な人ほど山が好き



であることが分かったそうです。




 さらに、61万人の性格データを使った統計グラフでは、アメリカの各都市において、内向的な人ほど標高の高い都市(山や森の多い地域)に住んでいる傾向が高かったそうです。





 これを踏まえると、



・外向的な人は海が近くにあるような開放的な地域に住むのが良く、内向的な人は山が近くにあるような少し閉鎖的な地域に住むのが良い



・その逆をやってしまうと、どちらのタイプの人も自尊心が低下してしまうかもしれない




と考えられそうです。




 かくいう内向型の私も海の近くに住んではいますが、趣味は登山なので、やはり自分の性格に合った環境というものは存在するんだろうなと思った次第です。





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