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「個人的になんとなく面白かった研究3選」


 お世話になります。孫平です。



 ながらく投稿をサボっておりました。


 理由としては、誰も読まないブログを投稿する意味があるのか?と、自問自答していたからです。


 それでも過去のブログを見返していたら、大半は駄作であるものの、中にはけっこう良い内容のものもあったので、とりあえず自分の備忘録としてぼちぼちやっていこうという方針に落ち着いた次第であります。





 それでは、あんまり意気込まず、肩の力を抜いてまいりたいと思います。







サイコパスは苦い食べ物が好き


 オーストリアはインスブルック大学のクリスティナ・サジョグロウによる研究(R)では、


・苦いものが好きな人ほど、サイコパシーとサディズム傾向が高い


ということが分かったそうです。



 ちなみに、他の味(甘いとかしょっぱいとか)の好みと、サイコパシー傾向には相関が見られなかったとのこと。



 もしみなさんが関わる人の中で、苦い薬味や苦い食べ物を好んで食べる人がいたら、その人の性格や普段の言動を注意深く観察し、サイコパスっぽいかどうか確認してみると面白いかもしれません。








一流科学者は自分の専門以外の趣味を好む


 一流の科学者ともなると、仕事以外の時間にも自分の専門分野に没頭しているようなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。



 米国ミシガン州立大学のロバート・ルート・バーンスタインの研究(R)では、1901年〜2005年までのノーベル賞受賞者、全米科学アカデミー会員、英国ローヤル・ソサエティ会員などの計510人の一流科学者について、仕事以外の時間に何をやっているかを調べました。



 その結果、多くの科学者が、写真、絵画、彫刻、ダンスなど自分の専門以外の趣味を精力的に行っていることが分かりました。



 ちなみに、科学者全般に一番好まれている趣味が写真で、物理学者は音楽を好み、科学者以外のノーベル賞受賞者では詩を書くことがもっとも好まれているようです。




 これについては、専門以外の趣味もやっているから専門分野にも良い影響が出るということも考えられると思いますが、知性が高い人は好奇心が旺盛であるという研究も数多くあり、個人的には後者の影響の方が大きいのではないかと思っております。



 つまり、一流科学者になれるほどの高い知性の持ち主は、その溢れ出る好奇心を抑えることができず、結果として自分の専門以外の分野にも精力的に打ち込んでしまっている、ということなのだと思います。



 なので、「写真を撮れば頭が良くなる」とか「詩を書けば頭が良くなる」などという淡い期待は抱かない方がいいのではないでしょうか。








サッカーが強い国ほどPKを失敗しやすい


 ノルウェースポーツサイエンススクールのジア・ヨーレの研究(R)では、1982年〜2006年のW杯と、1976年〜2004年のUEFA欧州選手権のPK(ペナルティキック)のデータを分析しました。



 サッカーの強さレベルは、1930年からのW杯の戦績と、1960年からの欧州選手権の戦績や、スター選手(各種大会でタイトルを受賞した選手)の数で測りました。



 その結果、W杯や欧州選手権で多くのタイトルを獲得して、スター選手も多い国のチームほど、PKの成功率が低いことが分かりました。(イングランド67.7%、オランダ66.7%、タイトルを一度も獲得していないチェコのPK成功率は100%)



 ちなみに、スター選手がチーム内に20%〜50%もいるチームではPK成功率が66.7%でしたが、スター選手が1人もいないチームの成功率は88.5%でした。



 

 このような結果についてヨーレは、プレッシャーの影響を指摘しています。



 サッカー強豪国は、国民やマスコミからの勝利への期待が異様に高く、また、一流選手なんだからPKなんて決めて当たり前というプレッシャー、つまり万が一外したら国民から戦犯にまつりあげられるという、絶対に外してはならないプレッシャーに晒されています。



 そのプレッシャーの大きさが、パフォーマンスの低下に繋がっているというのです。



 実際にヨーレの分析では、PKで審判が合図を出してから選手がボールを蹴るまでの時間を計測したところ、サッカー強豪国の選手ほど早く蹴っていることが分かりました。(イングランド0.28秒、スペイン0.32秒、オランダ0.46秒、タイトルを獲得していないチームの選手は1秒以上時間をかけて蹴っていた)


 

 このことからも、さっさと蹴って早くプレッシャーから逃れたいという気持ちが透けて見えます。




 卓越した能力や技術を持った超一流のサッカー選手でさえも、過度なプレッシャーに晒されるとそのパフォーマンスが著しく低下するわけなので、我々もプレッシャーを余計に受けない方法や、プレッシャーとの上手な付き合い方を学んでいくべきなのかもしれませんね。






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