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「モテる男になりたい!ー女性の視点に立つ」




 いつもお世話になっております。孫平です。



 恋愛に関する著作が多い、進化心理学者のジェフリー・ミラーさんの『モテるために必要なことはダーウィンが教えてくれた』を読みました。




 今さら女性にチヤホヤされたいというわけではありませんが、社会生活を送る上で、女性から嫌われているよりは好かれている方が断然良いわけで、それは全ての男性に共通して言えることだと思います。






 ということで、モテるためにはどうすればいいかをまとめていくわけですが、まず初めに、私も含めて多くの男性ができていない「女性の視点に立つ」ことから始めなければいけません。



 なぜなら、女性が男性をどのようにみているのかを理解せずして、女性の気持ちに寄り添った行動をとることはできないから。


 つまり、モテないということです。



 だから、「女性の視点に立つ」ことが出発点になります。







 それではさっそく参りましょう。









女性の視点に立つ



女性を「モノ」扱いしない


 美しくスタイルの良い女性が、広告媒体として多用されている現代において、女性たちは自分たちが「モノ」として見られていることに嫌気がさしている。



 男性は、女性の胸や尻や脚の長さにばかり気を取られてしまってはいけない。



 女性のことを、さまざまな考えや感覚をもっている「生きている一個人」として捉えなければいけない。







女性の物理的な脆弱さを理解する


 男性なら、自分より体の大きなラガーマンに囲まれて生活しているところを想像してみてどう感じるだろうか?



 女性は、自分より体が大きく、腕力があり、俊敏で、常にセックスのことで頭がいっぱいで、その気になれば無理矢理セックスすることさえできる「男」という生き物に囲まれて生活している。



 つまり、常に恐怖や危険と隣り合わせなのである。



 このような、女性が抱えている物理的な脆弱性を考慮せずに、デートやセックスについて女性が男性と同じように考えていると思っているのなら、それは大きな間違いである。








女性たちはほとんどの男性に好感をもっていない


 心理学の研究から、女性から見てほとんどの男性は、好感がもてず、共感力が低く、誠実さに欠け、頼りにならず、清潔感にも乏しく見えることが分かっている。



 理由のひとつとして考えられるのは、子孫を残す上では、男性より女性の方がはるかに多くの労力や犠牲を払う必要があるからである。



 だからこそ、最高に優秀な遺伝子を持った男性しか求めないようプログラムされており、どんな男でもウェルカムなんていうリスキーなことはしないのだ。



 また、精神疾患や人格障害(アルコール依存症、ドラッグ依存症、自閉症、統合失調症、ナルシスト、反社会性パーソナリティ障害、サイコパスなど)は、男性の方が多い。



 つまり、女性が生きている世界は、気持ちの悪い男はたくさんいるが、良い男はどこにも見当たらない世界なのだ。



 男性はまずは、この現実を受け止めなければいけない。







女性からの断りのサインを見抜けるか


 前述したように、女性にとって大半の男性はパートナーとしてふさわしくない。



 だからといって、女性たちは男性に対してあからさまに拒絶反応を示したりはしない。



 なぜなら、私たちの遥か祖先の時代から、女性たちは男性と敵対するよりも性的な関係のない友人として、自分の周りに留めておくほうが都合が良かったからであり、それは男性からの暴力的な報復のリスクを減らすことにも役立っていた。



 女性の男性に対する「あなたのことは好きではありません」というサインは、さりげなく中立的な方法で伝えられる。



 具体的には、物理的な距離を置き、接触や会話を最小限にし、好意や関心を示さないなどだ。



 女性たちは、男性の面子を潰すことなく距離を置こうと最善を尽くしている。



 男性はそのさりげないサインを察して、自分の責任で女性から離れていかなければいけない。決してストーカーになってはいけないのだ。








女性は自分がかわいいということをすでに知っている


 女性の美しさや外見だけを褒めるのはやめにしよう。



 性的な面しか見えていない男に、女性が惹かれることはない。


 

 彼女の興味関心や目標、友人や生い立ちなどについて、社会的知性を駆使して訊ねてみよう。



 また、女性が身に付けているもの(服装、アクセサリー、鞄、メイク、髪型など)にもっと関心を持とう。



 似合ってるとか可愛いとかではなく、なぜそのようなファッションやメイクをしているのか、その背景に興味を持つのだ。



 女性たちが身に付けているものは、全て彼女たちの意識的な選択であり、意見表明なのだから。








男性は女性の社会的地位を構成する一部


 女性の社会的地位は、付き合っている男の質にも影響される。



 彼女の知り合いや友人たちは、その男が彼女に対してどのように接しているかを注意深く観察しており、それを踏まえて彼女のことを評価する。



 男性のみなさんは、関わっている女性たちの地位が上昇するようなイケてる男だろうか?



 それとも、女性たちがあなたのことを友人には知られたくないような、恥ずかしい男だろうか?



 男性は、関わりのある女性たちを大切にするだけでなく、彼女たちの友人とも仲良くする努力をしよう。








女性の嗅覚を侮るな


 どれほどのイケメンでも、においがキツければ女性からは一発アウトだ。



 そしてまた、フェロモンというものも実在する。



 どれほどのイケメンでも、その女性にとって彼のフェロモンが好ましいものでなければ惹かれないし、外見がイマイチでもフェロモンが合えば惹かれる可能性はある。



 女性が、男性が想像している以上ににおいに敏感で、においを重視しているということを忘れてはいけない。








女性はイキたいわけじゃない


 女性が男性とベッドタイムを過ごすのは、オーガズムよりも多くのことを男性に求めているからだ。



 彼女は、あなたとの性的なつながりによる時間の中で、精神的に満たされることを求めている。



 もちろん、身体的な快感を感じられるのなら素晴らしい。



 しかし、スタートの段階で「いかに彼女をイカせるか」「いかにテクニックを駆使するか」という考えを持っていては、お互いが精神的に満たされることはない。



 ましてや「いかに自分が気持ち良くイケるか」しか考えていないなど、言語道断である。



 「彼女のことを愛しているからお互いにとって素敵な時間にしたい。だから彼女にも気持ち良くなってほしい。」



 女性のことを性的な「モノ」として見るのではなく、さまざまな考えや感覚をもった「生きている一個人」として見るというのは、そういうことである。










女性の視点に立つための自問自答リスト


 というわけで、長々と女性の視点について書いてきましたが、最後にわれわれ男性がいつでも女性の視点に立てるようにするための自問自答リストを載せておきます。



 こちらは、進化心理学者のジェフリー・ミラーさんが提唱するものです。




 

①彼女の人生のユニークな点、彼女のアイデンティティの中心になるものは何だろう?




②今この場で、彼女にとって潜在的な脅威となっているのは誰だろう?




③ここにいる男性全員について、彼女は何を思っているだろう?




④ここにいる男性の中で、自分がいちばん魅力的である可能性はどのくらいだろう?




⑤彼女の身体のパーツのうち、彼女がいちばん恥ずかしいと思っている部分、彼女がいちばん誇りに思っている部分はどこだろう?




⑥彼女は今日なぜその服とアクセサリーを選んだのだろう?




⑦彼女の友人はどんな人たちで、それが彼女の行動や選択にどのような影響を与えているだろう?




⑧明日妊娠したとしたら、彼女は何をするだろう?




⑨彼女はどんな男性とデートするだろう?彼女がデートすることになる男性はここにいるだろうか?

 



 われわれ男性はこれらの質問に対して、正しい答えを推測することはできないかもしれません。




 しかし大切なことは、まずは女性の心に興味を持ち、彼女たちのことをよりよく理解しようと努めることです。




 上記の自問自答リスト(覚えやすいものだけでもけっこうです)を常に頭に入れて、女性と接する前にほんの少しだけでもいいので思考実験をしてみて下さい。






 それではまたお会いしましょう。







【参考文献】

ジェフリー・ミラー、タッカー・マックス『モテるために必要なことはダーウィンが教えてくれた』2022年(SBクリエイティブ)






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