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「おかしな名前を付けられた子どもは、どうなるか?」

更新日:2022年3月13日




 いつもお世話になっております。孫平です。



 「キラキラネーム」という言葉が流行ったのが、だいぶ前のように感じている今日この頃です。


 その後に、原点回帰なんていって、古き良き?時代に多かった名前が好まれる時期もあったような記憶があります。




 個人的な感覚では、最近の子どもの名前は、昔ながらの名前とキラキラネームの中間、子どものときは可愛くてピッタリな名前だけど、大人になったときは少し子供っぽくないか?といったものが多いような気がしています。


 まあ、その時代の大人たちの名前が、似たようなタイプばかりだったら問題ないのでしょうが。





 しかし、いずれにしても子どもの名前は、両親や家族がその子にいろいろな想いを込めて付けているはずですし、本人にとっても一生を共にするとても大切なものです。他人がとやかく言うことではありません。



 

 でももし子ども自身が、親や家族から「勝手に付けられた名前」のせいで、不幸な人生を送ってしまう可能性があるのであれば、自分たちの想いを表現したその「名前」が、常識的にみておかしなものでないかどうかを冷静に見極める必要があるでしょう。









おかしな名前を付けられた子どもが成長すると…


 では、常識的に考えて「おかしな名前」を付けられた子どもは、果たしてどんな大人になるのでしょうか。



 ロヨラ大学のアーサー・ハートマンの研究を見てみましょう。



 

「ヴィア」、「オーデル」、「リーサル(致命的なという意味がある)」などの、あまり聞いたことのない名前の男性88名と、アメリカ人に多い8つの名前の男性88名を集めて、精神科医やソーシャルワーカーに、その人の特徴を判断してもらった。


その結果、おかしな名前の男性は88名中17名がサイコシス(精神異常性)があると判断された。一方、普通の名前の男性でサイコシスがあると判断されたのは88名中4名だけであった。

 


 この研究からは、人はおかしな名前を付けられると、精神的にもおかしくなる可能性が高くなる、ということが示唆されています。









なぜそうなるのか?


 なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?


 これもやはり正確なことは分かりませんが、私は2つの要因があると考えています。 






 一つは、「ラベリング効果」です。



 知っている方も多いと思いますが、ある固有名詞でその人のことを表現すると、それを付けられた人は、その名詞のイメージ通りの考えや言動をするようになる、ということです。




 私も未就学児の頃からずっと、祖母から「お前はガイ(体が丈夫で健康)だ」と言われ続けてきました。だから私自身も、「僕は他の子より体が丈夫なんだ。」という意識が当たり前のようにありました。


 もちろん原因はそれだけではないはずですが、私は風邪をひくことがほとんどなく小学校から高校まで一回も学校を休みませんでした。(途中で体調が悪くなり早退したことはありましたが。)


 それでも、幼い頃から祖母に言われ続けてきた言葉が、私に良いラベリング効果を発揮してくれていたことは間違いありません。




 重要なことはラベリング効果は、良い方向にも悪い方向にも働くということです。




 ここでもし、名前の中に「マイナスなことをイメージさせる」文字や単語、表現が入っていた場合、それがラベリング効果になり、その人自身にマイナスな考えや言動を促進してしまう可能性があると考えられます。





 ひと昔前に、我が子に「悪魔」という名前をつけて役所に届け出たが、却下されたというニュースがありました。


 却下されたからいいものの、もし本当に「悪魔」という名前で人生を送った場合、その人が「天使」のような善良な心を持つことは至難の業だったのではないかと思います。


 それぐらい、名前の持つ力、ラベリング効果の力は強力なのです。




 おかしな名前を付けられた人は、おかしな名前のもつラベリング効果によって、本当におかしな人になってしまった、という可能性は十分考えられると思います。








 もう一つは、「ひろゆき」さんが言っていた通りですが、おかしな名前を我が子に付けるようなおかしな両親の遺伝子を受け継ぐから、その子どもも必然的におかしな人間になる、


 または、そのおかしな両親から育てられるから、必然的におかしな人になる、という考えです。




 少々過激な考えだとは思いますが、「蛙の子は蛙」である可能性が高いことに、疑う余地はありません。(ちなみに人を構成している要素のうち、両親からの遺伝子の影響は50%、残りの50%は友人関係などの家庭以外の外部環境だと言われています。)




 もし、あなた自身がおかしな人だったとしたら、「子どもにおかしな名前を付けない方がいいですよ」と言われても、子どもにおかしな名前を付けるでしょう。


 なぜなら、おかしな人だからです。


 このケースは、救いようがありません。


 おかしな人はこの理論自体が分からないからという以前に、おかしな人は自分のことをおかしな人だと認識していないからです。(あくまでも、遺伝子論が正しかったらの話ですが。)






 しかし、子どもが生まれた嬉しさのあまり、子どもが成長し大人になったときの姿をイメージせずに、一時の感情の昂ぶりで、子どもにおかしな名前を付けてしまったとしたら、


 子どもがかわいそうです…。


 きっと、そのような両親は、普段は善良な人たちなのだと思います。そんな、いつもはしっかりしている人だからこそ、負のラベリング効果には十分気を付けてほしいと思います。




 名前一つで人生が狂う可能性は、十分あり得ます。


 たかが名前、されど名前。



 親になる前の方には、ラベリング効果を学んでおくことを、強くおすすめします。






 今回はここまでです。それではまた次回お会いしましょう。





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