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「TVゲームはそこまで悪いものではないのかもしれないという話」


 お世話になります。孫平です。



 「ゲームをやり過ぎるとバカになる」とは、一昔前の親たちは子どもによく言ったものです。



 今の親世代の人たちはそんなことは言わないのかもしれませんが、ゲームも進化してきている現在では、本当にゲームは人をダメにしてしまうような悪いものなのか?という疑問がわいてくるわけです。






 そこで今回は、ゲームにもメリットがあるんだぞ!という研究をまとめてみましたので、さっそく見ていきましょう。









「スーパーマリオ3D」は認知機能をUPさせる


 クレメンソンとスタークによる研究(R)では、スーパーマリオを1日30分 2週間にわたってプレイすると、風景写真などの日常場面の偶発記憶(意図的ではなく自然に記憶されること)や、水中迷路課題などの成績が向上することが分かりました。





 また、クーンらの研究(R)では、スーパーマリオを1日30分以上 2ヶ月間プレイすることによって、脳の右海馬体、右背外側前頭前野、両側小脳に、有意な灰白質(ニューロン・神経細胞が集合している領域)の増加が確認されました。





 要するに、スーパーマリオをプレイすると頭が良くなる可能性があるぞ、ということです。




 昔のスーパーファミコンみたいな平面のマリオではなく、現在主流の3Dタイプの方がより複雑さが増しているので、後者の方が脳の認知機能UPに良いのは間違いないでしょう。









「Wii」は精神的な充足感を得られる


 体を動かすゲームの代表格であるWiiは、その特徴から、運動による健康増進との関係が議論されることが多いようです。



 しかしWiiには、それらに加えて精神面にもメリットがあると言われていて、中でも高齢者にはその効果が大きいようです。




 家族とWiiをすることで、絆が深まり孤独感が減少R)したり、コミュニティ活動にWiiを導入することによって、心理的な健康が増進R)するなど、Wiiには人と人との社会的な相互作用を増加させる効果があることが分かっています。









協力プレイが必要な暴力ゲームは協調性をUPさせる


 暴力ゲームは人間の攻撃行動を促進するという研究は数多くあります。



 しかし、協力プレイが必要な暴力ゲーム(「Halo:Reach」というSFバトルゲームなど)においては、協調的な行動や援助行動が促進され、これが攻撃促進効果を打ち消す可能性があることが、いくつかの研究(R)で示されています。









「ポケモンGO」は健康を増進させる


 TVゲームではありませんが、一昔前に日本でも大流行し、現在も流行っているのかは不明ですが世界中でプレイされているポケモンGO。




 言わずもがな、ポケモンGOは屋外を探索する必要があるため、その結果として運動量を増加させたり、ひきこもりやうつ病を改善する効果があるという研究もあるようです。





 カチマレクらの研究(R)では、ポケモンGOをプレイすることで、屋外で過ごす時間と身体的活発性が増加し、より健康に寄与することが分かりました。また彼らは、ポケモンGOによるそのような効果を、「ピカチュウ効果」と名付けています。









 ここまで見てきたように、ゲームにも意外なメリットがあるようです。



 だからといってゲームのやり過ぎにはやはり注意したいところ。何事もバランスが大切です。




 ゲームは、用法用量を守って正しく利用していきましょう。





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